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ウィンタースポーツではケガに気をつけて!

執筆者の写真: trefle osteotrefle osteo

雪降る季節になると

スキーやスノーボードなどの

ウィンタースポーツを楽しむ方も多いと思います。


そこで今回は

ウィンタースポーツで気をつけたいケガを

いくつか紹介します。



ウィンタースポーツは身体への負担が大きい!?

ウィンタースポーツは

スキーやスノーボードなど雪の上で行うものや

スケートのように氷の上で行うスポーツなので

足元が不安定で転倒のリスクが高く

間違ったバランスのとり方やこけ方によって

関節を中心とした身体全体に大きな負担がかかったり

骨折などの大きなケガをすることもあります。


特に、普段あまり運動をしていなくて

体幹や関節周囲の筋肉(インナーマッスル)の

筋力が低下していると、正しい姿勢が保てなくて

身体の負担やケガのリスクは

さらに大きくなってしまいます。


また、スキーやスケートのように

滑りながら方向転換をする動きは

膝や足首に負担がかかってしまうので

一度に長時間やり続けたり

頻繁にすることによって

ケガをしてしまうことがあります。



どんなケガをしやすい?

ウィンタースポーツで起こしやすいケガは

下半身を中心とした靭帯損傷や骨折などです。


滑りながらの方向転換(カーブ)による

膝や足首への負担はもちろんですが

表面がでこぼこしていたりすると

いきなり強い衝撃を受けたり

思ったような方向転換できなかったりすると

その負担は大きくなります。


また、方向転換中にバランスを崩したり

それによって転倒してしまうことで

靭帯断裂などのひどい靭帯損傷を

起こしてしまうことがあります。


特にスキーやスノーボードは

板に足が固定されているので

板が雪に取られてしまったり

激しく転倒してしまうことによって

脚を骨折してしまうことがあります。


そして、転倒した時に

反射として手をつくことで

手首周辺の捻挫や骨折などを起こすこともあります。


比較的柔らかい雪の上で転倒した時は

骨折はなりにくいですが

人通りの多いエリアの雪の上や氷の上では

強く手をついてしまうことで

骨折になることもあります。


その他にも、

転倒の際に激しく手をついたり

その手が雪に取られてしまうことで

肩関節を脱臼してしまったり

頭を強く打ち付けてしまうことで

頭部のケガをしてしまうこともあります。



ケガをしないようにするには?

まずは、自分の身体の状態を

しっかり把握しましょう。


運動不足など筋力が低下しているなら

体幹やインナーマッスルを強化して

転倒のリスクや身体への負担を

なるべく軽減するようにしましょう。


また、柔軟の低下している状態では

靭帯を含む関節周辺の負担も

大きくなってしまうので柔軟を改善しましょう。


そして、いきなり始めるのではなく

しっかりウォーミングアップするのを

忘れないようにしましょう。


気温の低い環境では

身体の中心部から遠い手足での血流が低下して

身体がこわばってしまっているので

いきなり激しい動きをすることで

負担が大きくなりケガをしてしまうことがあります。


ウィンタースポーツを楽しんだ後には

ストレッチやマッサージなどで

身体のケアをしっかりして

運動による疲れやダメージの回復/修復を

手助けするようにしましょう。


また、特に転倒などしていなくても

膝や足首など身体に違和感を感じたり

炎症症状(腫れ、熱感、発赤)がある時には

必要に応じてアイシングをして

できるだけ安静にしましょう。



最後に

今回はウィンタースポーツでの

ケガについて紹介しましたが

冬場の運動は水分補給にも注意が必要です。


夏の運動のように汗は出ませんが

冬は平均して水分補給が少ないので

少しの量の汗でも脱水状態になりやすいです。


運動前後はもちろん

途中でもこまめに水分補給をして

安全にウィンタースポーツを楽しみましょう。

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