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股関節が硬いと腰痛が起こりやすくなる!?

更新日:8月8日

腰痛は多くの人が抱える身体の不調ですが

その原因はさまざまで

変形性関節症(腰椎症)や椎間板ヘルニアのように

画像から原因をみつけられるものから

NPLBP(Non-specific low back pain)のように

「どこも悪くない」のに腰に痛みを

感じるものまであります。


そして、腰痛の中でも

慢性化した腰痛を抱えている人の多くは

股関節の動きと関係していると言われています。


そこで今回は

股関節の動きと腰痛の関係について紹介します。





股関節ってどんな関節?
股間節

股関節は大腿骨と

骨盤の一部で構成されていて

身体の中で肩関節の次に

関節可動域が大きい関節です。


関節の動きが大きい分

動かすのにも安定させるのにも

筋力が必要となるので

股関節を跨ぐ筋肉がいくつもあります。


また、股関節は

立っている時や歩く・跳ねるなどの動作の時には

脚から伝わってくる衝撃を緩衝/緩和させる

働きもあります。


股関節の近くにある

仙腸関節や膝関節は関節の構造上

動きの制限が多い関節のなので

身体、特に下半身の使い方は

股関節の柔軟性によって大きく左右されます。



どうして股関節が腰痛と関係あるの?

腰痛と股関節の柔軟の関係性については

まだ明らかにはなっていませんが

腰痛(特に慢性腰痛)を抱えている人では

股関節の柔軟低下がよく見られて

股関節の動きの中でも

特に内側に捻る動き(内旋)の

制限が強いと言われています。


股関節の柔軟低下によって

腰痛が起こるor悪化すると言われる理由には

股関節役割と代償運動が挙げられています。


先ほども紹介したように

股関節には脚からの衝撃を

緩衝/緩和する役割があるのですが

柔軟が低下することで

衝撃吸収効果が低下してしまい

腰へ伝わる衝撃が大きくなることで

負担が大きくなり腰痛を引き起こすのではと

言われています。


また、股関節の柔軟が低下により

その動きを補おうと腰で代償運動が起こることで

腰の負担が大きくなってしまうことが

要因ではないかとも言われています。


そのため、腰痛がある人の

股関節の柔軟を改善することで

腰痛の軽減がみられています。


さらに関節周辺の筋力改善によって

股関節の安定性が高くなることで

腰への負担を軽減して

痛みなどの不調を起こしにくくすると言われています。



最後に

立ち座りや歩くなど

日常で無意識的に身体を支えている股関節は

意外と関節の硬さを見落としがちで

ストレッチをしてみて初めて気づく

なんてことも少なくありません。


腰痛を抱えている方はもちろんですが

股関節は脚への血流にも関与する

重要な関節の1つなので

ちょっとした隙間時間や

寝る前のリラックスタイムなどで

ストレッチするようにしてみてください。

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