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Shot gun(骨盤)

執筆者の写真: trefle osteotrefle osteo

今回はShot gunについて紹介していきます。




Shot gunってどんなテクニック?

Shot gunは恥骨結合部のズレを整えるテクニックで

太ももの内側にある内転筋と

外側にある外転筋の筋収縮を繰り返して行うことで

左右でズレた恥骨結合部を元の位置に戻します。


Shot gun

筋収縮を繰り返すことで

筋肉のハリやコリを取り除くことと

筋収縮によって骨(骨盤)が引っ張られることの

両方が行われるため

左右の骨盤を同時に調節できます。


またこのテクニックは

HVLAのように施術者が力を加えるということはありませんが

このテクニックと同様に”ポキッ”っと音が鳴ることもあります。


そのためShot gunは

METとHVLAの要素を取り入れており

この2つのテクニックを応用して

組み合わせたテクニックとも言えます。



どんな時に使うの?

このテクニックは

恥骨結合部にズレが生じている時に使われます。


「恥骨がズレている」と言われても

少しわかりにくいかもしれませんが

骨盤にズレがある場合

恥骨結合部にもズレあることが多いです。


そのため

骨盤の歪みの確認を行う際には

恥骨結合部のズレの確認も行うと

より詳しく歪みを把握することができます。


また、施術の前にズレが確認できなかったとしても

骨盤の矯正を行った後には

Shot gunで恥骨部分を調整してあげると

よりしっかりと骨盤を整えることができます。



どんなことに注意した方がいい?

METと同様に

筋収縮を利用したテクニックなので

筋肉に損傷があったり

筋収縮の際に痛みや違和感などが生じた場合には

ただちに施術をストップしましょう。


また通常のHVLAのように

術者が直接的に力を加えることはありませんが

完治していない恥骨骨折がある場合には

折れた骨の転位の恐れがあるので

このテクニックは行わないようにしましょう。



最後に

恥骨結合部の左右の位置関係は

骨盤の歪みを正確に把握するうえで大切ですが

見落とされることも多い部分です。


骨盤の歪みを整える際には

ぜひ恥骨結合部の確認とケアとしてみてください。

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