寒い時のウォーミングアップで注意することって?
- trefle osteo

- 8 時間前
- 読了時間: 3分
運動やスポーツをするときに
ケガ予防やパフォーマンスを上げるためなど
ウォーミングアップを事前にしておくことは
とても大切です。
そのウォーミングアップの時に
寒い時に抑えておきたいポイントが
いくつかあるので
今回は寒い時のウォーミングアップについて
紹介します。
ウォーミングアップは何のため?
ウォーミングアップの目的は主に2つで
1つはケガ予防で、もう1つは
身体の働きを高めることです。
身体を動かして
深部体温や筋肉の温度を高めることで
筋肉や腱などの柔軟性が改善され
激しい動きや素早い/強い筋肉の収縮への
耐性が高くなると言われています。
特に、座ったままや立ったままのように
あまり身体を動かさずに
同じ姿勢を一定時間続けていると
その姿勢を維持しようと
自然と筋肉が硬くなってしまいます。
そのため、この状態で
いきなり激しい運動や強い力を使うと
筋肉や腱などはその動きに対応できず
ケガをしてしまう可能性があります。
また、筋肉の温度が高くなったり
身体全体 (特に筋肉) の血流が増えることで
筋肉の収縮スピードやパワーが
向上するとも言われているので
スポーツなど競技をするときには
パフォーマンスの向上も期待できます。
そして、ウォームアップには
精神的な効果もあり
試合の前などの緊張をほぐしたり
パフォーマンスに対する
前向きなイメージづくりにも貢献します。
強めのトレーニングや激しい練習の前に
ウォーミングアップを取り入れることで
筋肉痛軽減の効果もあると言われているので
トレーニングや練習の強度を変える時には
意識してウォーミングアップするのがおすすめです。
寒い時のウォーミングアップのポイント
寒い環境下で運動をする際
“寒さ” と “ケガ” の直接的な関係はありませんが
寒さによる身体の状態によっては
ケガのリスクを高めてしまうことがあります。
筋肉は神経から信号が
伝えられることで収縮・弛緩をしますが
気温が低くなるとこの速度が低下してしまうため
パフォーマンスが低下してしまったり
イメージした動きと実際の動きに
大きな差があるとケガにつながることがあります。
また、冷え切った筋肉や関節を守るために
筋肉が硬くなってしまうため
結果的に身体の動きを妨げてしまいます。
そのため、寒い環境で運動/スポーツをする時には
ウォーミングアップをして備えることが大切です。
そして寒いからこそ
いくつか注意したいポイントがあります。
それはタイミング、内容、服装です。
ウォーミングアップをしても
実際本格的に身体を動かすまでに
時間が空きすぎてしまうと
ウォーミングアップの効果がなくなってしまいます。
ただ、ウォーミングアップとはいえ
身体を動かしている以上は
エネルギーや体力の消耗も起こっているので
直前は控えた方がいいです。
効果的なウォーミングアップであれは
30分以上その効果を持続することができるので
内容を工夫しながら20~30分前くらいを目途に
ウォーミングアップするのがおすすめです。
また、ウォーミングアップをした後は
温まった身体/筋肉が冷えないように
暖かい恰好をしてできるだけ
熱を逃がさないようにしましょう。
最後に
ウォーミングアップは
肉体的・精神的の両方の準備のために
スポーツ/運動の前にとても大切です。
特に寒い時に身体を動かす時には
急に動くことでケガをしてしまうことがあるので
ある程度身体を慣らすことを
意識するようにしてみてください。


コメント