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手/腕の浮腫みが気になるなら、Axillary pump!

手/腕は上半身にあるので

足/脚のように浮腫みを感じることは

少ないと思いますが

長時間気温の低い場所にいたりすると

循環が低下してしまうので

手に浮腫みが出ることもあります。


そこで今回は

手/腕の循環UPに欠かせない

Axillary pumpについて紹介します。




Axillary pumpって?

Axillary pumpは

オステオパシーのリンパテクニックの1つで

脇のリンパ節(腋窩リンパ節)をターゲットとした

ダイレクトテクニックです。


脇は体幹と腕をつなぐ部分に位置していて

腕やその先にある手への循環において

とても重要な動静脈も通っています。


そのため、腕や手への循環の改善を図る際には

肩関節へのアプローチは必須で

その1つとしてAxillary pumpが用いられます。



どんな時に使う?

Axillary pumpは

腕~手の循環を改善させる時に

使われるテクニックです。


循環の低下を表す代表的なサインは

冷え浮腫みです。


寒冷な環境に長時間さらされたり

肩~手のどこかしらが圧迫されたりして

水分の供給と排出のバランスが崩れてしまうと

指先まで十分に熱が運ばずに冷えてしまったり

浮腫みが起こってしまいます。


この場合は、まず循環が低下している原因を

改善/解決することが大切ですが

サポートとして脇へのアプローチも

同時にすることでより循環を促すことができます。


腕~手にケガなどで腫脹(腫れ)がある時も

過度な血流の滞留による症状(痛みや過剰な炎症など)を

防止・緩和するために使われます。


また、腕~手のケガの後

疲労がみられる場合には

循環が低下することで

修復力・回復力も低下してしまうので

このテクニックを使って腕全体の

循環を促すことで修復・回復をサポートします。



ここには注意して!

このテクニックは

脇に直接的な圧迫を加えるものなので

脇に傷があったり肩関節のケガの直後には

その状態を悪化させてしまう可能性があるので

注意が必要です。


また、発熱などの全身症状がある場合や

感染症が疑われる場合には

循環が促進されることで

症状が悪化してしまう可能性があるので

Axillary pumpを含むすべてのリンパテクニックは

避ける必要があります。


そして、脇にしこりや腫れのように

リンパ節の肥大が疑われる場合には

リンパ系に問題があることがあるので

リンパテクニックは避けて

すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。



最後に

腕や手に浮腫みを感じることは

あまり多くはないと思いますが

猫背などの姿勢の悪さは

腕~手の循環を低下させてしまう要因の1つで

冷え性のように指先が冷たくなってしまったり

それを放置することで

浮腫みやすい状態になってしまいます。


腕~手に加えて脇へのアプローチをすることで

腕全体の循環をサポートしてくれるので

ぜひ取り入れてみてください。

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