首の動きをよくするなら、ポイントはここ!
- trefle osteo

- 8 分前
- 読了時間: 4分
姿勢の悪さや首肩回りの筋肉のコリなど
首の動きを悪くしてしまう要因は
さまざまありますが
首の動きをよくしたい時には
“ここ” のケアをすることで
一気に動きが改善されるかも!
そこで今回は
首の動きをよくするポイントを紹介します。
まず大前提として…
「その首の動きは改善できるかどうか」
首には、7個の骨 (頚椎) があり
これらに加えて、その上下にある
頭部 (後頭骨) と背中の上部の骨 (上部胸椎) が
連携して動くことでより広い範囲を
スムーズに動くことができます。
ですが、それらの骨、
その骨が構成している関節やその周辺に
変形や奇形があるなど
構造的に問題がある場合には
動きの改善には制限がかかってしまいます。
もちろん、変形/奇形が起こっていない部分の
代償運動を最大限に活かすことで
ある程度動きの改善を図ることはできますが
劇的な変化にはなりません。
また、首や肩、背中周辺の姿勢が乱れるなど
それぞれの骨・関節の位置関係に
ズレが生じている場合は
その改善が最優先になります。
位置関係にズレが生じている状態で
無理に動かそうとすれば
その分、関節やその周辺への負担が大きくなり
かえって痛めてしまいます。
首には、脳への血管や
胴体部分・手足への神経などがあり
とてもデリケートなエリアなので
まずは首の状態を把握して
細心の注意を払いながらケアをする
必要があります。
首の動きはここが重要!
先ほども少し紹介しましたが
首の動きは、首の7個の骨と
その上下にある頭部と背中の上部が
連携して成り立っています。
その中でも特にポイントとなるのは
後頭骨~第2頚椎にかけてです。
後頭骨と第1頚椎間は
環椎後頭関節 (OA: occipitoatlantal joint) 、
第1頚椎と第2頚椎間は
環軸関節 (AA: atoantoacial joint)といい
頭と首の境に位置しています。
OA関節は、わっか状の形をした
第1頚椎の上を後頭骨が
スライドするように動いていて
首の前後屈の動きの約50%を
担っていると言われています。
そしてAA関節は、軸上の突起を持つ
第2頚椎の上を第1頚椎が
その軸を起点として動いていて
首の捻りの動きの約50%を
担っていると言われています。
そのため、これらの関節の動きが低下すると
首の動きが著しく低下してしまい
また、その他の関節への負担が
大きくなってしまう可能性があります。
どんな施術方法がいい?
では、これらの関節の動きが低下してる場合、
どんな施術方法が効果なのでしょうか。
まずは後頭下筋群を中心とした
首の筋肉に対するアプローチです。
後頭下筋群とは、後頭骨と
第1頚椎・第2頚椎の間にある4つの筋肉の総称で
柔軟が低下すると後頭骨~第2頚椎の動きを
妨げしまうリスクがあります。
この筋肉は、ストレートネックのように
頭が前に出ている姿勢の時に
頭を持ち上げている筋肉であり
また筋膜的な関連から眼精疲労により
ハリ・コリを起こしやすいとも言われているため
パソコン作業などのデスクワークを
長時間している人の場合は
特にこの筋肉を中心としたケアは
効果が高い傾向にあります。
オステオパシーでは
PR (poitional release) を用いたり
シンプルにマッサージやストレッチで
施術を行います。
そして、第1頚椎に対するアプローチも効果的です。
第1頚椎は、OA関節とAA関節の
両方に関与しているものなので
第1頚椎に対して施術を行うことで
両方の関節をケアすることができます。
この場合は、Articulatory techniqueや
用いて施術を行います。
ただし、後頭骨~第2頚椎にかけては
延髄が位置しているので
関節リウマチなど関節の変形/病変が
疑われる場合にはHVLAは禁忌となります。
また、 変形や病変などがない場合でも
他の施術方法と比較してリスクが
高いことには変わりはないので
この領域でのHVLAの使用はおすすめしません。
※あくまで個人的な見解です。
最後に
視点を変える時に
対象物に顔の正面を向けるなど
日常的に首の動きはとても重要な役割を
担っています。
姿勢の改善や首全体のコリ・ハリのケアは
首の動きを改善するうえで重要ですが
それに後頭骨~第2頚椎のケアを加えることで
首の動きが改善しやすくなるので
ぜひ取り入れてみてください。



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