腰骨が触れない…それ腰椎すべり症かも
- trefle osteo

- 2 日前
- 読了時間: 3分
腰骨 (腰椎) をなぞってみた時に
窪みのような抜け落ちた感覚ありませんか?
それ、腰椎すべり症のサインかもしれません。
そこで今回は
腰椎すべり症の徒手検査法である
Step testについて紹介します。
腰椎すべり症って?
腰にある5つの椎骨 (腰椎) は
横から見た時に前少し反ったような
なだらかなカーブを描いて配列していますが
この配列から滑り出たように
前方へ突出したものを腰椎すべり症といいます。

多くの場合は
腰椎分離症と併発して起こり
椎骨が前後に分かれてしまうことで
前部が前に滑り出しやすくなります。
ただ、腰椎分離症を起こしていなくても
腰椎を支えている靭帯が
緩んでしまったり損傷してしまうことで
腰椎が滑り出してしまうこともあります。
腰に負担の大きい運動
(新体操やウエイトリフティングなど)は
腰椎すべり症のリスクを高めてしまい
特に青年期 (成長期: 10-15歳前後) では
注意が必要です。
Step testって?
Step testとは、徒手検査法の1つで
腰椎すべり症を調べるときに用いられます。
※Step testはオステオパシーでの呼び名で
Slipping palpationなどともいいます。
この方法では
腰の真ん中に触れる棘突起を
上から下へなぞるように触れて
5つの棘突起を触知できるを確かめます。
腰椎すべり症であれば
腰椎が前方へ落ち込んでいるので
棘突起に触れることができません。
ただし、腰椎分離症を起こしている場合は
棘突起を含む後部はその場に残り
前部だけが落ち込むので
この方法では判別はできません。
また、反り腰や
先天的 or 後天的な椎骨の形状により
棘突起が触れにくくなることもあるため
この方法で陽性であったとしても
必ずしも腰椎すべり症というわけではありません。
こんなときは要注意!
腰椎すべり症を起こしている場合
腰の真ん中周辺や両サイドの違和感や
動かしづらさなどを感じ
長期間その不調を抱えていることが多いです。
腰椎分離症と併発している場合には
強い痛みを感じることがありますが
腰椎すべり症だけの場合では
痛みのような顕著な症状は少ないです。
ただし、前方への滑り度合いが強くなると
脊髄を前方へ引っ張ってしまい
腰の強い痛みや下半身の痺れなどの
神経症状を引き起こしてしまうことがあるので
これらがみられる場合には注意が必要です。
最後に
腰椎すべり症は
腰を反らす/反れる動きを
繰り返すことで起こりやすくなります。
体幹の筋力低下や
肩・股関節周辺の柔軟低下は
腰を必要以上に反らしてしまう原因となるので
運動やストレッチなどで
しっかりケアをするようにしましょう。


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