首の不調で起こる身体の不調4選
- trefle osteo

- 7 時間前
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首は頭と胴体を繋いでいる部分なので
首に不調があることで
近くにある頭部や背中・胸部を中心に
さまざまな不調を引き起こしてしまいます。
そこで今回は
首の不調が要因となって起こる
身体の不調を4つ紹介します。
首ってこんな部分
首には7つの骨 (頚椎) があり
その上下にある後頭骨と
背中の骨 (第1胸椎) との関節があるので
8つの関節があります。
そして、これらの関節の左右から
神経 (頚椎神経; C1∼8) が出ていて
首や肩周辺、腕/手へと向かいます。
また、脳からの神経 (脊髄や脳神経) は
全て首を通って全身に行きわたり
脳への酸素や栄養素、水分は
首を通っている大きな血管 (頚動静脈など) を
通じて循環をしています。
首の筋肉は、頭部や背中/胸部の上部などから
ついているものもがほとんどなので
首の動きや安定以外の役割も
担っています。
Ⅰ. 頭痛や顎の痛み
首の不調が要因となる頭痛にはいくつかあって
1つは首の筋肉のコリや柔軟の低下によって
脳への血管が圧迫されてしまい
血流が低下することで起こるものです。
脳への血流が低下してしまうと
酸素や水分など脳の健康に必要なものの
供給量が低下してしまうので
“痛み” として危険信号を出します。
もう1つは、首の柔軟の低下によって
筋肉や筋膜などに張りが出て
それに引っ張られることで起こるものです。
先ほども紹介しましたが、首の筋肉の中には
頭部に付いているものもありますし
その筋肉や周辺を覆っている筋膜も
首から頭部へと繋がっています。
そのため、
首の柔軟の低下などで動きが悪くなると
その分その周辺の筋肉や筋膜、皮膚も
動く範囲が狭くなってしまうので
張りが出やすくなります。
この張りが強くなると
頭や顔への引っ張る力も強くなり
頭痛を起こしてしまうことがあり
顎の痛みの要因となってしまうこともあります。
Ⅱ. 顔の浮腫み
首には血管だけでなく
リンパ管も通っています。
血液は、心臓から
動脈を通って全身に行きわたり
静脈通って心臓に戻ってきますが
水分の一部は汲み取り切れないので
その水分はリンパ管を通って戻ってきます。
そのため、首の筋肉の柔軟が低下すると
血液とリンパの両方の流れを妨げてしまい
頭部/顔に水分が滞留して浮腫みやすくなります。
Ⅲ. 肩~手の不調
肩~手を動かしたり、そこで感じた感覚は
首から出た神経 (C5∼8) によって
情報伝達が行われています。
そのため、首の捻挫や頚椎ヘルニアなどによって
首の神経が圧迫されることで
肩∼手/指に不調が出てしまうことがあります。
これによる不調には
・痛み (刺さるような痛みなど)
・痺れ
・動かしづらさ (力が入りにくい)
・感覚異常 (触った感覚が鈍いなど)
があります。
また、腕への神経 (腕神経叢) と
血管 (腕頭動脈) は、首の前面で
筋肉の間を通って腕へ向かうので
この筋肉 (前・中斜角筋) の柔軟の低下や
張りが強くなってしまうことで
神経や血管が圧迫されて
肩∼手/指に不調が出ることもあります。
これの状態は胸郭出口症候群 (TOS) といい
神経が圧迫されると上記のような不調が起こり
血管が圧迫された場合には
痛みや手/指先の冷え、浮腫みなどが起こります。
Ⅳ. 睡眠の質の低下
脳神経の1つである迷走神経は
副交感神経の1つでもあり
身体をリラックスさせる役割があります。
この神経は頭部を出た後
首の側部~前部の筋肉の間を通り
胸部・お腹 (内臓) へ向かいます。
そのため、首の筋肉の柔軟が低下して
この神経を圧迫されることで
副交感神経の働きに乱れが生じて
自律神経のバランスが崩れてしまい
睡眠にも影響が出てしまうことがあります。
また、迷走神経は消化器官の働きを
コントロールする役割もあるので
消化不良などお腹の不調が
起こってしまう可能性もあります。
最後に
首の不調は、その近くに位置している
頭部/顔や背中/胸部はもちろんですが
手やお腹のように首から離れているところや
睡眠のように身体全体の働きにも
影響を与えてしまうことがあります。
不調がある時は
そのまま放置したりせずに
運動やストレッチなどのセルフケアや
施術を受けるなどをして
できるだけ長引かせないようにしましょう。



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